理想の男の子
第16章 再開
事務所らしき建物が見えてくると
心臓の動きも早くなった
緊張というより好奇心というのだろうか
「まいちゃん?」
「あ、はい!」
「大丈夫?」
クスッと笑いながらこちらを向いた
「大丈夫です・・・」
正直そろそろ帰らないといけない時間で、危なかった
それを知らない大河さんは
すごく嬉しそうに話かける
「絶対売れると思うんだよね♪まいちゃん、アイドルがいい?それとも・・・」
どんどん話が進んでるぅ・・
無理やりこさせられたのに・・
ため息をついたら
大河さんが事務所のドアを開けた