理想の男の子
第4章 お弁当
「そーいえばさー」
走り去ろうとする私に
そう言ったまさき
なんだろう?
「俺のお弁当は?」
「…」
作ってません
いや、作れなかった!
「あはは なんのこと?」
苦笑いでゆっくり振り向く
「昨日俺が頼んだお弁当」
そんなことは知ってるよ!
「えー記憶にないなー あははは…」
や、やばい…
怒られるぅう!
「あのね!ガスがね!使えなくてね!
電話しようとしたけどまさき寝てたしね!起こしちゃ悪いかなーって…」
慌てて言い訳のように言った
「…」
まさきはムスッとした顔で言った
「なんで作ってくれなかったの?」
「だからガスが…」
「嘘だろ?」
「え…?」
本当なんですけど…
「本当だよ?」
「ふーん…」
信じてないっぽいまさき
イラついてくる私
なんなのよ!
「別に信じなくてもいいし…」
そう言った私は
全速力で走った
走り去ろうとする私に
そう言ったまさき
なんだろう?
「俺のお弁当は?」
「…」
作ってません
いや、作れなかった!
「あはは なんのこと?」
苦笑いでゆっくり振り向く
「昨日俺が頼んだお弁当」
そんなことは知ってるよ!
「えー記憶にないなー あははは…」
や、やばい…
怒られるぅう!
「あのね!ガスがね!使えなくてね!
電話しようとしたけどまさき寝てたしね!起こしちゃ悪いかなーって…」
慌てて言い訳のように言った
「…」
まさきはムスッとした顔で言った
「なんで作ってくれなかったの?」
「だからガスが…」
「嘘だろ?」
「え…?」
本当なんですけど…
「本当だよ?」
「ふーん…」
信じてないっぽいまさき
イラついてくる私
なんなのよ!
「別に信じなくてもいいし…」
そう言った私は
全速力で走った