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理想の男の子

第10章 崩れていく…

「…」

何も言わない、ようへいさん

私に気づいてないのかな?

ベットから静かに降りた私は

ようへいさんの元へと向かった

「…あの……」

声をかけたけど反応は無い

仕方なく椅子に座る

<ガタッ・・>

かかとが椅子に当たった音が響く

「…誰?」

あ、あれ?

私の呼び掛けは無視でこれには

反応するわけ?

ちょっと不思議な人だなぁ…

「おはよう…」

笑顔で言ったけれど顔がひきつる。

「誰?」

「あっはい!衿原苺です」

「まいちゃん…おはよう」

苦しそうに発した言葉


…私と話してて大丈夫なのかな?

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