チェーンな2人
第3章 そんなの嫌だよっ
結局
俺はまたドアを閉め
歩き出した
同じだよ
こんなこと
何度やっても
おんなじなんだよ
どうせ、最後が来るんだよ
分かってるよ
分かってるけど
バカな俺は
また全速力で彼女の元へと
走り出していた
お前は
玄関にはいなかった
ベッドの上で
膝を抱えて泣いていた
やっぱり…
やっぱり泣いてる
もう、そんな顔見たくない
いや、俺が辛くてたまらない
急いで靴を脱ぎ
『二回も帰ってくると
思わなかっただろ?』
と、息を整えながら
彼女をしっかりと抱きしめた
その時
俺の口から
勝手に言葉がもれた
「決めた
決めたよ
俺、決めた
次にお前が来たときは
俺も一緒に帰るよ」
『本当に?』
と聞く彼女に
『本当だよ
もうずっと一緒だ』
と言って
俺は彼女にキスをした
笑顔が見たかったのに
結局お前は
また
泣いてたよな
お前の笑顔
どうやったら
見られるんだよ、俺
完
あとがきのようなもの
次ページにあり。
俺はまたドアを閉め
歩き出した
同じだよ
こんなこと
何度やっても
おんなじなんだよ
どうせ、最後が来るんだよ
分かってるよ
分かってるけど
バカな俺は
また全速力で彼女の元へと
走り出していた
お前は
玄関にはいなかった
ベッドの上で
膝を抱えて泣いていた
やっぱり…
やっぱり泣いてる
もう、そんな顔見たくない
いや、俺が辛くてたまらない
急いで靴を脱ぎ
『二回も帰ってくると
思わなかっただろ?』
と、息を整えながら
彼女をしっかりと抱きしめた
その時
俺の口から
勝手に言葉がもれた
「決めた
決めたよ
俺、決めた
次にお前が来たときは
俺も一緒に帰るよ」
『本当に?』
と聞く彼女に
『本当だよ
もうずっと一緒だ』
と言って
俺は彼女にキスをした
笑顔が見たかったのに
結局お前は
また
泣いてたよな
お前の笑顔
どうやったら
見られるんだよ、俺
完
あとがきのようなもの
次ページにあり。