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気になるアイツ

第7章 対価 2

了解の言葉はなくても、上気した顔が期待に満ちているのがわかる。

俺はそのまま一気にリコの中に入った…

「んぁあぁ」

「あぁぁあぁ…」

二人とも快感に喘いだ。

絡みついてくる快感で頭の中がとろけそうだ。


入れただけでこんなにすごい…


暖かく包まれている感触の中で時折キュッと締めてくる肉襞の心地良さに、動くこともできなかった。

「気持ち、いい?」

目を開けると腕を伸ばして俺を引き寄せようとするリコが、微笑んでいた。

「マジ、ヤバい…頭溶けそう」

「ねぇ…動いて…もっと、気持ちよくして」

耳元で囁かれた言葉は、せがんでというよりは、もっともっと気持ちよくなれるんだよ?と言っているような気がした。

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