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恋ばか

第1章 ~出逢い~

~亮SIDE~
ヤバい…
留架がかわい過ぎる。

顔真っ赤にして俺の名前呼んでくれる留架を見て、理性がきれる音がした。

気づけば留架に触れるだけのキスをしていた。

「っ!? なっ、何して… んっ!!」

顔を赤くして反応するのがかわいく、もう一度キスをする。
今度はもっと深く…

「ふっ…んんっ…あっ…」

ガクンッ

「おおっと。」

留架が膝から崩れ落ちる。

ちょっとやりすぎたかな?

「はぁっ…はぁ…っ…何し…」

「えっ? 何ってキス?」

「そんなのはわかってるよ!! なんで急に…」

「留架がかわいかったから。 顔真っ赤にして俺の名前呼ぶ姿がかわいくて…理性きれた」

ちょっとからかうつもりで、でも正直に伝える。

「ふっ、ふざけんなっ!!」

すると、留架が怒って屋上から立ち去ろうと、扉に向かって歩き出した。
俺は留架の腕を掴み、自分の方に引き寄せた。

「うわっ!? 何すんだよ!!」

留架が暴れるが、俺はつかんだ腕を離さなかった。

「まだ行かせないよ…2週間ずっと我慢してたんだ…」

本当にもう限界だった。
このまま、留架を独り占めして壊したい。

「我慢してたって何を… んっ…」

俺は留架の口を自分の唇で塞いだ。

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