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恋ばか

第1章 ~出逢い~

さっきのよりも深く…

しかし、甘いキス。

「んっ…ふっ…あぁっ…」

ヤバい…
本当に止まらない。

「亮っ…はぁっ…息…できな…んんっ…」

俺は留架の言葉を無視して続けた。

自分でも無意識のうちに、どんどん激しくなっていく。

しばらくすると、留架の方も理性が切れたようだ。

「んっ…亮っ…もっと…///」

と、俺の首に腕をまわしてきた。

正直そんな言葉が聞けるとは思っていなかったので、一瞬固まってしまった。

「えっ?」

ようやくそう聞き返したがすぐに笑顔に戻る。

「了解。」

そう言うと、留架の希望通り更に激しくしていく。

「ふっ…あぁっ…んっ…」

口の端からもうどちらのものかわからない唾液が漏れる。

「ふっ…亮っ…」

留架が俺を引き寄せ、俺のキスに応えてくる。

ヤバい…
かわい過ぎる。

ようやく、唇が銀の糸をひいて離れる。

「留架、かわいいね…」

「うっ、うるさい…!!」

おっ、かわいい
怒った顔もたまらんな~

「おっ、お前ら…なっ、何やって…」

声がする方を振り向くとそこには、さっき留架と話していた奴が立っていた。

「境…なんで…ここに…?」

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