恋ばか
第15章 ~目覚め~
「亮…? 誰それ?」
「「っ!?」」
境やカズだけでなく、春架も三神も目を見開いた。
「…?」
「小原亮だよ!! 本当に忘れたの!?」
小原亮…
初めて聞く名前のはずなのに、なぜか知ってるような気がする。
「…留架…俺の事忘れちゃったの?」
「え…?」
声がした方を向くと、先ほど頭痛を治めてくれた人物がいた。
「小原…亮…?」
「そうだよ!! お前と付き合ってた、小原亮!!」
付き合って…?
「えぇ!?」
驚いて声を上げる。
(付き合ってた!? こんなイケメンと!!?)
そこで疑問が浮かぶ。
(付き合ってた…? じゃあ、今は違うのか?)
境に聞こうとした時、カズが俺よりも先に口を開いた。
「先生…どういう事ですか?」
全員の視線が先生を向く。
先生は少し考えた後、俺を真っ直ぐ見た。
「桜木様にお聞きしたい事がいくつかあるのですが…よろしいですか?」
「「っ!?」」
境やカズだけでなく、春架も三神も目を見開いた。
「…?」
「小原亮だよ!! 本当に忘れたの!?」
小原亮…
初めて聞く名前のはずなのに、なぜか知ってるような気がする。
「…留架…俺の事忘れちゃったの?」
「え…?」
声がした方を向くと、先ほど頭痛を治めてくれた人物がいた。
「小原…亮…?」
「そうだよ!! お前と付き合ってた、小原亮!!」
付き合って…?
「えぇ!?」
驚いて声を上げる。
(付き合ってた!? こんなイケメンと!!?)
そこで疑問が浮かぶ。
(付き合ってた…? じゃあ、今は違うのか?)
境に聞こうとした時、カズが俺よりも先に口を開いた。
「先生…どういう事ですか?」
全員の視線が先生を向く。
先生は少し考えた後、俺を真っ直ぐ見た。
「桜木様にお聞きしたい事がいくつかあるのですが…よろしいですか?」