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「何やってんだよ…」

「ん？　何って、留架を押し倒してるんだよ。」

そんなことは分かってんだよ!!

「じゃなくて…お前は一体何をしようとしている？」

「そりゃあ、今から留架を抱…「あぁ!! 言わんでいい!!」

はぁ…そもそも何で俺がこんな目に遭っているかというと…

俺　桜木留架(さくらぎ　るか)14歳　は国内でもトップレベルの桜欄中・高等学校に通っている。

ちなみに、俺は入学してから学年トップをキープしてきた。

あいつが来るまでは…

あれは、期末試験の1週間前の事…

朝のHRで転校生の紹介があった。

「はーい静かに! 転校生紹介するぞ～ 今日からみんなのクラスメイトになる小原亮(おはらりょう)君だ。 みんな仲良くするように。」

教室が一気にざわつく。
なるほど…かなりのイケメンだ…

「席は桜木の隣に座れ。」

「はい。」

うっ…俺の隣かよ…めんどくせぇー

そんな俺の気持ちも知らず、転校生…小原はスタスタと歩いて来て、俺の隣に座った。

一応挨拶しておくか…

「俺、桜木留架よろしく。」

「あぁ、よろしく。」

ドキッ!

な、なんだ!? 今のドキッって!?
男相手にドキッって…