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亮さん…あなたが兄ちゃんを好きでも、俺は…

「…おい、大丈夫か？」

「っ…すみませ…」

顔を見られないように手で隠せば、その手を掴まれた。

「…………………か？」

「ぇ？ 空さ…んっ!?」

腕を引かれ、ベッドに押し倒されたかと思えば、唇を塞がれた。

「んぅ…ふっ…ッ…」

歯列をなぞられ、舌が口内に入ってきた。

「…は…っ…あっ…」

口内のいたるところを刺激され、身体が熱くなる。

「んぁ…ッ…」

唇が離れれば、銀色の糸が引いた。

「なっ…んで…」

「………………ないか？」

「え？」

何を言われたか聞き取れず聞き返せば、抱きしめられた。

「慰め合わないか？」