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「じゃあさ、………………は？」

「……………」

ふざけてそう言えば、境は黙り込んでしまった。

(さすがにふざけ過ぎたかな？)

隣に座る境を見ながらそう思っていると、真剣な顔をして境は口を開いた。

「…いいな、それ。」

「はぁ!?」

冗談半分に言ったことを肯定されて、思わず声を上げてしまった。

「やるぞ。」

「う、嘘だろ!?」

まじでやるのか!?

「お前もやれ!!」

「なんで!?」

境から距離を置き、再び声を上げる。

「言い出しっぺだろ!!」

「いやいやいやいやいやいや。」

理由おかしいだろ…

「やらないんだったら、留架の秘蔵写真、亮に見せるよ？」

「秘蔵写真…？」

そんな写真あったっけ？

首を傾げていると、境はポケットに入っていた財布から一枚の写真を取り出した。

「ほら、これ。」