恋ばか
第3章 ~悪夢~
あまりの痛みに、目から涙が更に流れる。
しかし、そんな俺を見ても、境は行為を止めようとしない。
それどころか、どんどん激しくなっていく。
「っん…あっ…う゛…っ…」
「はぁっ…留架…」
境の指がある一点に触れた時、俺の体に電流が流れたような衝撃が走った。
「あっ…!?」
(なんだ…? 今の…)
「ん? ここがいいの?」
境はそう言うと、そこを更に刺激してきた。
それで、達したばかりの自身が再び主張し始める。
「あ…ふっ…っん…」
「…留架やらしいね…俺の事誘ってるの?」
俺の声が明らかに痛みから快感へと変わってりのを聞いて、境は楽しそう?だ。
「ち、ちがっ…ん…あっ…」
不意に、境が指を抜いた。
「もう…限界っ…留架かわいすぎっ…」
境が発した次の言葉に俺は再び凍りついた。
「もう…挿れていい?」