恋ばか
第31章 ~おまけ~
「待たせたな。」
「………」
部屋に戻ってきた空さんの手には…
「それ、なんですか?」
「ん? ローション。」
「…!!?」
ローションが。
「あと、これもな。」
「んっ!?」
唇を重ねられると、空さんの舌と一緒になにか入ってきた。
「んっ…ふぅ…」
俺がそれを飲み込むと、空さんは口を離した。
「飲んだな。」
「???」
なにを飲まされたのか、わからない。
「あとちょっと待て。」
空さんは面白そうに笑ってるだけだし…
「そろそろだな。」
「なにが…っ!!?」
空さんの言葉と同時に、体に異変が起きた。
「な…にっ…」
身体が…熱い。
「効いてきたな。」
「ひあ!!?」
空さんに軽く触られただけで、すさまじい快感が身体を走った。
「空さっ…なにこれ…ッ…」
「ん?」
なんで急にこんなっ…
「媚薬。」
「っ!?」
これが…?
「これも使ってみるか。」
「ぅあっ!!」
突然の感覚に身体が震える。