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恋ばか

第7章 ~甘い二人~

「んっ…亮…」

「留架、寒くない?」

唇が離れると、亮が尋ねてきた。

「大丈夫。亮あったかいし…」

亮は小さく微笑むと、俺の唇を自分のもので塞いだ。

「ん…ふっ…」

亮の舌が唇をなぞって舐めてくる。

薄く唇を開くと、亮の舌が口内へと侵入してきた。

「んあっ…ふっ…ん…」

顔の角度を変えて、何度も唇を合わせる。

息つぎがこんなにも惜しい…

「ふあっ…んっ…ぁ…」

「留架…」

亮は唇を離すと、首筋を舐めながら下降していった。

その感覚に、背筋がゾクッと震える。

「うあっ…亮…」

亮は胸の突起を口に含み、舌で舐め始めた。
もう一方は指の腹で潰したり、つまんだりしてくる。

その快感に、風呂場で焦らされていた俺のモノは限界だった。

「あっ…やあ…ッ…っふ…ああっ!!」

亮が驚いて俺を見た。

「…えーっと…もしかして、イっちゃった?」

その言葉に顔が赤くなる。

「やっ…ちがっ…」

胸を触られただけでイってしまったという羞恥に、亮と目を合わせられず、顔を伏せる。

「留架さ…」

(きっと軽蔑されるっ!!)

覚悟してギュッと目を瞑る。

「かわいすぎ…」

亮の言葉に驚いて顔を上げると、ニッコリ笑っている亮と目が合った。

「俺の事…軽蔑しないの…?」

「しないよ。するわけないじゃん。」

亮は俺がイった事よりも、質問の方にびっくりしているようだ。

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