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恋ばか

第7章 ~甘い二人~

ー口論開始ー

「留架が最初に煽るような事言ってきたんじゃん!!」

「勝手に言葉が出てきたんだよ!!」

「それで、俺だって恥ずかしい事言っちゃったじゃん!!」

「はぁ…はぁ…」

「はぁ…はぁ…」

一気に喋ったので息が切れる。
チラッと亮を見ると、目が合った。
すると、急におかしくなってしまい、笑ってしまった。

「アハハ!!」

「なんだよ…?」

亮は少々不機嫌のようだ。

「お互い様だな。と思って…」

俺の言葉を聞いて、亮も笑い出した。

「たしかにね…」

そう言い、触れるだけのキスをしてくる。

「ね…留架…」

「ん?」

急に亮が改まって聞いてきた。

「抱いていい?」

もちろん、答えはー

「うん…して…?」

「よかった。」

亮は嬉しそうに微笑むと優しくて甘いキスをしてきた。

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