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「…うん…」

「少し…ガマン…な…？」

亮はチュッと音を立てて耳にキスすると、先端をゆっくりと挿れてきた。

「…っ!!」

指と比べものにならない圧迫感が体を襲う。
ローションのおかげか、昼間より痛みはない。

「う゛っ…あ…はっ…」

「留架っ…ゆっくり息吸って…力抜いて…ッ…」

亮がつらそうに顔を歪めながら耳元で呟いてきた。
きつく締め付けてしまっている後孔に入るのも、かなりつらいのだろう。

「わかっ…た…」

亮のために力を抜こうと、ゆっくりと息を吸う。
ーと、少し身体の力が抜けた気がした。

「…い゛っ!! うっ…ん…ッ…」

が、亮がゆっくりと入ってきたので、再び力んでしまう。

「っ…全部入った…大丈夫…？」

「う…んっ…」

なんとか、亮の問いに答える。

しかし、亮は動こうとはせず、俺が慣れるのを待っていてくれた。

いつもなら嬉しい優しさだが、快感を求める身体には焦れったいだけだった。

「ッ…早く…動けよ…っ…」

「でも…」

理性が完全に切れている俺は信じらんないくらい、甘い声を出した。

「早くぅ…」

「…っ…」

俺の言葉に、亮はゆっくりと動き出した。

「あ…んっ…はっ…」

慣れてくると、動きがだんだん激しくなってくる。

「ああっ…やっ…ん…ッ…」

亮にしがみついて必死に訴える。

「亮っ…もっ…イきそ…ッ」

「ああっ…俺も…ッ」

亮は最後に思いっきり突き上げてきた。

「あっ…ああ!!」

「くっ…」

俺は亮の腕の中で再び達してしまった。