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恋ばか

第1章 ~出逢い~

「えっ?」

亮は俺の態度変化に驚いたが、すぐに笑顔になった。

「了解。」

そう笑ったかと思えば、更に激しいキスをしてきた。

「ふっ…あぁっ…んっ…」

口の端から、もうどちらのものかわからない唾液が漏れる。

「ふっ…亮っ…」

俺は亮の首を引き寄せ、必死に応えた。

ようやく、唇が銀の糸をひいて離れる。

「留架、かわいいね…」

「うっ、うるさい…!!」

ドキドキ…

まだ、心臓がドキドキしてる… これってもしかして…
俺…亮の事…好…

「おっ、お前ら…なっ、何やって…」

声がする方を振り向くとそこには、境が立っていた。

「境…なんで…ここに…?」

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