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恋ばか

第1章 ~出逢い~

「おおっと」

「はぁっ…はぁ…っ…何し…」

「えっ? 何ってキス?」

「そんなのはわかってるよ!! なんで急に…」

「留架がかわいかったから。 顔真っ赤にして俺の名前呼ぶ姿がかわいくて…理性きれた。」

一気に顔が真っ赤になり、体の体温が上がっていく。

「ふっ、ふざけんなっ!!」

俺が屋上から立ち去ろうとすると、小原…亮が俺の腕を掴み、自分の方に引き寄せてきた。

「うわっ!? 何すんだよ!!」

気づけば、亮に抱きしめられる体制になっていた。

「まだ行かせないよ…2週間ずっと我慢してたんだ…」

「我慢してたって何を…んっ…」

亮はいきなりキスしてきた。

さっきのよりもさらに深く、でも甘い。

「んっ…ふっ…あぁっ…」

体の熱が一気に上がっていく。

「亮っ…はぁ…息…できな…んんっ…」

やっとキスの合間に言えた言葉も亮によってかき消される。

亮は止める気配がない。
それどこらか、どんどん激しくなっていく。

俺は頭が火照り、何がなんだかわからなくなってきた。

「んっ…亮っ…もっと…」

亮の首に手をまわす。

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