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さくらさく

第3章 2

「あーっっ!!楽しかったね♪」

「そうだね。次は4人で遊ぼ。」

「Wデートだね!!」

「そう考えるとなんかハズい…。」

「えー?でも奈々ちゃんいっぱいHしてるでしょ?」

奈々ちゃんが私の口を塞ぐ。

「奈々ひゃ…っ!くるひぃ!!」

「さくら?そういうデリケートな事は言っちゃダメだよ?」

「でもウソついてないよぉ…」

「さくらたちほどではないから!!」

「なにそれぇ!!私たちがヤりまくってる感じぃ?」

まぁウソではないけど♪

私たちラブラブだし♪

「こんな話してたらヤりたくなった♪」

「…さくらが変態化してるのはダレのせい?」

「祐樹に調教されてるのっ♪…なーんて♪」

「ホントにしてないよね?さくらこんなんだったっけ?」

「好きな人とそーいうことしたいのは当たり前っ!」

「…正論だけども。」

だって奈々ちゃんだってしたいはずだよ?

理性を保てないときだってあるんだから!

「そー思えば、最近してないかも。」

「そーなんだ。私はどうかなぁ?」

あのムシャクシャした日からしてない。

「自分からしようって言えないよね…。」

めずらしい…

奈々ちゃんが女の子っぽい!!

大人っぽいからな…

少女!って感じのを普段みないからなぁ

「誘ってみたら!?」

「え…?どうしたの、急に…」

「別に男から誘わなきゃいけないってのは決まってないでしょ!?」

「決まってないけど…」

「私は祐樹がしようって言うから…。でも日向くんそんなキャラじゃないし!」

「…今度言ってみる」

「えー!面白くない!」

ピルルルッ ピルルルッ

奈々ちゃんの携帯が鳴った。

「日向だ…」

「早く出なよ!」

「うん…。」

ピッ

「もしもし?」

『あ、奈々?ごめんな。今日…』







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