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さくらさく

第4章  3


いやだ…

会いたくない

会う権利がない!!

「さくら!?」

私の声が大きかったのかお母さんがきた。

「おか…さ。祐樹が来る…」

「え?もしかして、言ってなかったの?」

こくんっ

私は小さくうなずいた。

「そう…。祐樹くん来たら部屋に上げるから、泣きやみなさい。」

お母さんは部屋を出た。

泣きやめないし…

どうしたらとまるの?

…わからない

なにも


ナニモワカラナイ


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