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さくらさく

第7章  6*祐樹の過去1st*


おまえがそんな顔すると、消した感情が溢れてくる…

「…祐樹?」

「え……」

涙がでていた。

拭っても、拭っても止まらない。

「オレに言えよ…、祐樹の力になりたいんだよ!!」

日向も泣いた。

俺は日向にだけに、父さんのことを言うことにした。


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