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恋心

第2章 さよなら

欲望を吐き出したら
熱いシャワーを浴びて
お別れのキスと報酬を受取り
闇に消える…


誰もいない…僕を許してくれる人は


戸田歩 二十歳
無職&親と同居中


親が眠った深夜に
俺は…部屋に引きこもり

パソコンの電気を入れる

欲しいものは
奪い取れ根こそぎ…それが
俺の主義。

涙なんか流れない
寂しくもない
感じない感情をぶつける者もない…

夢なんかみない
いまは…みない
見たくない。

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