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恋心

第16章 危険な関係

アイリは、笑顔で
カップを置いて「レンヤがずっと傍に居てくれるなら私は、後悔してない」


レンヤが、机の中から赤い糸を出した
そして…アイリの手首にグルグル巻きにした。

そして…アイリに赤い糸を渡した。


アイリは黙って
レンヤの腕を取り赤い糸でグルグルまきにして…


「アイリ…愛してるよ。」

アイリは、うなずき
二人は、ベッドで天井を見ながら
手を繋ぎ…


幼い頃の話をしながら…


時間は過ぎて…


アイリは、返事をしなくなり…


僕は…静かにアイリの頭を寄せ

軟らかな月夜が
カーテンの隙間から僕達を優しく照らした…

僕達は…危険な関係に終止符をうった



end

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