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恋心

第17章 line

いつからか…受け身の恋愛ばかりで
追いかけては、離れたり
近づいたり…微妙な恋愛ばかりだった
思い返すと溜め息がでたり
グッと引っ張って離さないくらいの勢いのある恋愛を経験せずに…
老いてるような気がした。そう考えるとつまらない人生にも思えたり…した。


いつの間にか
うたた寝をしていた…

目覚めたら
携帯が点滅していた


携帯を手に
開いていたカーテンを閉めた


「こんばんは。まさか返信がくるなんて夢のようです…覚えてますか?俺のこと」


書かれていた。

知るはずもなし…誰だろ?的な


「すいません…覚えてません。失礼ですが、私とは、どのような関係ですか?」

とlineしてみた

直ぐに返信が見えた


「一年前に、blogで知り合った
あつしです。わかりますか?」

読み終えた後に
冴えない頭をふるかいてんに
まわしてみた…

正直覚えてません…と脳は答えていた

「あ。あ~なんとなく覚えてます。」



返信した。

おお嘘つきです…はい。
すっかりオツムは、覚えておりません

直ぐにまたlineが届いた


「嬉しいです。また、lineしませんか?」


あ。やべぇ…
誰だか思い出せない人と
気を使いながらlineしなきゃいけない
ドツボにはまる…わたし。

「あ。でも…あ。そうですね、宜しくお願いしますね♪」なんて外面のいいわたし。

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