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恋心

第20章 不器用なキス

頬を伝う涙
俺は…もう…あんな場所には
戻りたくない。

職員の性の捌け口や
暴行は
受けたくない…


静かに寝息をたてる
蘭子を見つめ…
ゆっくり蘭子の胸に顔を埋めて
暖かで
穏やかな夜におちていった。


もう…独りぼっちなんか
絶対いやだ!

そう考えて
蘭子をきつく抱き締めた

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