テキストサイズ

恋心

第3章 出会い系

ファッション通りの噴水に
腰掛けて携帯をいじるみや子

空は青く柔らかな暖かさを放つ太陽
はとたちは、行き交う人を見渡しながら右往左往歩いている…

みや子は、花柄のニットにブーツインのジーンズ、ヒールは少し高めで
いつも彼が現れる地下鉄を見渡した。

彼は、携帯をいじりながら
地下鉄の階段から上がってきた。

真っ直ぐみや子の座る
噴水に近付いてきた。

「やっぱ、この瞬間が好きだな…」と
みや子は独り言をいって、手をふった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ