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恋心

第24章 last☆summer…ここから続きます。

田中君の隣は…僕 山田が座ります
なぁんて言えずに
猿が隣の田中君。

この距離…複雑


山田の心は引き裂かれた
ロミジュリの様な気分…身分。

トレイをみると…


…田中君のポテト
僕のポテトと触れ合いそう…
あと…イチミリ…ヌハァ


ガン見…

みょぅな興奮…ヌハァ


『山田ぁ…いつ関西行くの?俺もいきたいなぁ…日本橋。』

と…田中君。ハンバーガーを口に頬張り
ハムスターになっていた。


『え。実家に帰宅するだけだょ。田中君も行く?』と僕は、ポテトを然り気無く指で押してくっつけた。


猿は『えー。やだぁ。寂しいから田中君は、あたしと海にいこーよ。』

と言って
僕のポテトをサッと手に取って
口に入れた。


『あ!それっ( ̄□ ̄;)!!』


『やだぁ。間違えちゃった。ごめーん
あたしのあげる』笑いながら
頭を傾け、田中君に近づいた。


クゥ…くやしい。なんて女…いや
猿なんだ。

なんだか、呪いの奥義でも修得しそうな…そんな予感。

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