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恋心

第25章 君恋しい

写真の空は青く透き通る様な白い手と映っていた

空をバックに
指先でつくったハートの形。


苦しいとき
辛いとき


この写真を見るんだ



そしたら
僕は…何度でも甦る



君恋しい
僕は…いつか
必ず
会いに行くよ。



ポンコツな身体をひきづりながら
僕には、夢があるから
君と…歩く夢が…


油絵を描きながら
小鳥が飛び立つのを
眺めていた。

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