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恋心

第27章 溶けるようなKissがしたい

女は、偉そうにワンルームの狭い部屋にある
ベッドに座り、靴を脱いだ。

「ここ、狭いからウチに来なさい。
それからあなたは、今からあたしの
下僕ね。」女はタバコに火をつけると
立ち上がりカーテンを開けて
肩にかかるホコリを払う。


俺は。。「あほか!なにいってんの
あんた頭大丈夫なの?あほぢゃね。」

女の腕を掴み
玄関へおいやった。


「とにかく、直ぐにウチに来なさい。
これは引越し費用とお詫びよ。」

封筒を手渡し
初めて女が
俺を見上げた。

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