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恋心

第7章 恋死

悪夢で目覚めた…シーツが汗で
張り付いてる…テレビをつけると
悪いnewsが流れている

昨夜のバーボンが
まだ効いている体がだるい

ソファーにうなだれた俺は
今日1日何をしようか悩んだ
久し振りの休日だからね…

とりあえず
ジョギングへ
駆け出そう…たるんだ身体を
絞り上げて…彼女を忘れなきゃ駄目だ
汗と流れちまえばいい…
昨日で終わったんだから…僕達は。


玄関を出た…穏やかな青色の空
見上げたけど…いまの俺には
何一つ素敵だなんて思わない。


フードを被り
俺は…走り続けるよ…


君を忘れなきゃ
やっていけないよ…


情けない顔で走ってるだろ
笑いたいやつは、笑えばいい…

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