私はお兄ちゃんに…
第14章 綾斗ver
俺は幸日ちゃんの言葉など聞かず病室を飛び出した。
そして家へ向かった。
綾斗『母さん!!彩奈は…?』
母さんはソファの上に寝転びながらテレビを見ていた。
母『あら、おかえりなさい。彩奈なら自分の部屋に戻ったわよ?』
俺はリビングから飛び出し2階へ上がった。
綾斗『彩奈!!お願いだ、俺の話を聞いてくれないか?』
俺はなぜ実の妹にここまで弁解をしないといけないんだ?と疑問になったけど、その答えはすぐわかった。
俺は彩奈が好きだから…
彩奈を愛しているから…
誤解されてるままだと嫌だから…