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私はお兄ちゃんに…

第2章 私のどんどん深まる気持ち


玄関へ行くと幸日とお兄ちゃんが仲良く喋っているのが見えた。

ちょっと。胸の奥が痛くなる感じを覚えた。

あ『幸日、おはよう。』

幸『あ、あやな。おはよう。』

あ、って何よ。

私がお兄ちゃんと幸日が仲良く喋っているのを邪魔したみたいに…

私が邪魔者みたいに…

お『じゃあ、俺もういくから!』

と言ってお兄ちゃん友達、麻木(あさぎ)の所に走って行った。

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