テキストサイズ

私はお兄ちゃんに…

第21章 数年後


俺は20になっていた。

彩奈のことが忘れられなくて


恋など一切しなかった。


そして父親がガンで死に、母親と引っ越すことを決め部屋を掃除していた。


もちろん彩奈の部屋も。


引き出しを開けると一通の手紙が入っていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ