空と太陽
第3章 夏、放課後の教室
「ふはぁぁぁぁ」
「また呼び出されたね」
水泳の自由時間です
「由宇…変わって…」
「いやだよ数学きらいだし」
「未歩ぉ…」
「絶対やだ。今日
彼氏と帰るし」
「アンタいつのまに
彼氏なんか…!?」
「ん?今日から」
『えぇぇぇ!?』
なんと今日の朝
コクられてOKしたらしい
同じクラスの鷹野くん
スポーツできて勉強できて
完ぺき◇な男の子
未歩とお似合いである
と感心している
空と由宇であった
―――――水泳終了
「帰れる〜やっと帰れる〜♪」
「未歩サン…嫌味ですか?」
病みまくりな空であった
「ま、がんばれ♪
数学できない
アンタが悪い!!!」
「そうなんだけどさ〜」
空は机に顔をうずめた
(数学できないとかの
問題の前に…
先生と2人ってのがなぁ…)
悩みふけってる間に
あっとゆうまに
放課後になりました