テキストサイズ

空と太陽

第3章 夏、放課後の教室





 空は急ぎ足で
 靴箱へむかった

 (おかしい
 私は今おかしい)

 そう
 なぜか大空先生の
 言葉にドキドキ
 しているのだ…

 普通はドキドキするだろう

 でも、もう1つ
 おかしいところが


 先生に
 「さようなら」
 と言われたとき
 無性に
 悲しくなった。

 まだ一緒に
 いたい、
 と思った。

 (おかしいよ
 絶対おかしいよ…)

 空は
 動揺しまくっている

 (可愛い…とか
 皆にゆってんだ)

 自分に言い聞かせる

 (あんなやつ…
 きらいだよ…)



 そうこう考えているうちに
 自分の靴の前まで到着


 そして靴をもつと…


―ジャラララ


 靴の中に何か入っている

 逆さにしてだしてみると
 中からでてきたのは…








 「が…びょう…?」



 大量の画ビョウが
 でてきた。

 空は固まったまま
 動けなかった…


ストーリーメニュー

TOPTOPへ