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空と太陽

第4章 雨、教室



――――――放課後



 「くるかな?」
 「くるでしょ」


 空、由宇、未歩の
 3人は靴箱から
 ちょっと離れた場所にいる

 空が話したところ
 その犯人がだれか
 探すことになった


 「未歩、由宇」
 『なにー?』
 「ありがとう」


 3人ではにかみあった



―――――10分後


 「誰かきた!!!」
 「ホントだ!!」


 B組の桜井さんだ


 『あっ』


 桜井さんはA組の
 靴箱の前に立っている

 そして誰かの
 靴に紙切れをいれた

 桜井さんがいったあと
 3人は急いで靴箱にむかった




―――――


 「あっ」
 「あ…」
 「…」

 空の靴の中にあった
 内容は





 【調子にのるなブス
  ころすぞ?】






 「うわっ…」

 未歩と由宇も
 唖然としている

 「ひど…い…ッ」


 空は、泣いた
 泣きまくった

 息がうまくできない


 「くっ…はっあ、グスッ」
 「空!?大丈夫!?」
 「息…が…ハァハァ…」
 「待ってて!!先生
  呼んでくる!!!」


 (苦しい…)


 雨がさらに
 激しくなった気がした



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