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空と太陽

第6章 秋、文化祭




 「もうすぐ文化祭だね」
 「そうだね…」

 空は明らかに
 テンションが下がっていた

 「空…?」
 「なに?」

 ニコッと空。

 「辛いの?」
 「え…んーん」

 きょとんと空。

 「…ウチは何があっても
  空の味方だからね」
 「未歩…ありがとう」

 空はぐっと涙を堪えた
 こんなにも優しい親友に
 心配はかけられない。



 (泣くもんか)



 空は誓ったのだった



 「HRはじめっぞ〜」



―――ドキッ



 相変わらず高鳴る心臓
 もう、慣れようよ…



 1人で苦笑する



 あっとゆう間にHRはおわる



 (1回も目あわなかったな…)

 空は、ため息をついた



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