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空と太陽

第8章 冬、友達。




 青空が広がっている


 広い広い空


 そしてボーッと
 窓から青空を見る空


 教室に未歩が入ってきた


 見た目はいつもどうりだ


「未歩っおは…」


 未歩は空を睨んで
 挨拶を無視して他の子の
 グループに行った




「み…ほ…?」




 空は
 絶望にまみれた


 そして
 自分を攻めまくった





 私が、ダメだから

 私が、先生なんか
 好きになったから

 私が、私が、私が、







 私は、いったいなんなんだ



 苦笑した


 静かに窓の外を眺めた






友情は崩れ行く

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