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空と太陽

第8章 冬、友達。

【未歩side】




 空と別れたあと
 1人で家に向かっていた


 友里は先生が好きで…

 きっと空も先生が好き

 空も友里も大切な友達

 でも友里は変わった



 そう考え事をしていると…



「未っ歩〜♪」
「友里!?」


 桜井はまたもや
 昼の6人を引き連れていた


「ちょっと来て」


 そう言われついていくと
 人気のない倉庫に入れ込まれた




「お〜結構可愛いじゃん♪」

「いいねぇ〜♪」


 5人ぐらいの男がいた
 多分高校生だ
 タバコを吸っている


 未歩は脚が震えだした
 なんとなく展開がよめる


 男たちが近寄ってきて
 2人が未歩が逃げられないように
 未歩を捕まえて固定する

 2人は見ていて
 1人がゆっくり未歩の胸をなでまわす

 桜井たちは笑っていた



「やっ…」

 未歩は涙をためている


「ひゅ―、そそるねぇ♪」


 そしてリボンをほどいて
 1つずつボタンをはずしていく


「ひゃっ…」

 もう1人が未歩の太股をなでまわす

「やだっ…」

 未歩は思いっきり体を動かして抵抗する

 でもムダだ

 男の力には勝てない

 制服のボタンも全部外された

「未歩、良かったね」
 桜井が微笑む

「友里をっ、返して」
「は?」
「優しい、友里を…
 友里はこんなこと…
 しないっ…」

 泣きながら訴える

「中村と関わるからだよ
 中村と関わらなかったら
 しないよ」

 にこっと桜井

 空と、離れたら、
 空と…

「っ……」

 未歩は、静かに犯されていった













 未歩は、家に帰ってきた


 そして風呂に入った


 隅々まで綺麗に


 でも、忘れられない


 恐怖が


 入ってくる感覚が


 嗚咽が

 初めてだったのに…






 次の日、未歩は
 怖くて休んだ


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