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二十歳になれば

第4章 疑心


少し気まずい雰囲気の翌朝、私の方からおはようとメッセを入れた。


玲菜からのおはようを待つよりは私の方から先におはようをした方が、彼女も気が楽になるかなと思ったから。


ところが、いつもならすぐに返信があるのに、そのときは1時間近く待っても返信がなかった。


私はあきらめて、早めに仕事に入らないといけないから今朝はもう無理だとメッセを入れた。


その直後に、玲菜から「わかりました。お仕事頑張ってください」と返信が来た。


あれ?


起きてたの?

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