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BL~中編・長編集~

第5章 ~愛してなんて言わない~

恥ずかしすぎる。

「湊・・・・呼んで。」

「・・っ・・・」

僕がこの声に弱いって事知っててわざと・・・・

「湊・・・」

意地悪だっ・・・・

「・・っ・・・ひ・・・ひ、さみつ・・・」

「よくできました。」

僕が名前を呼ぶと、君は嬉しそうに微笑んだ。

その笑顔を見れただけで、僕も幸せな気分になって・・・・

「んっ・・・」

僕が初めて恋をしたのは高校三年生の時。

あれから随分と月日が流れたけど、僕はまた君を好きになった。

もう二度と君に会うことはないと思ってた。

こんなこと君に言ったら笑われるかもしれないけど、あの日・・・・君と再会した瞬間、僕は思ったんだ。

あぁ・・・これは、運命なんだってね━━━━・・・・・



~END~

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