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BL~中編・長編集~

第6章 ~幸せの絶頂です!!~

だから、僕らの関係はほんの一部の人しか知らない。

本当に信頼できる人にしか教えてないんだ。

いわゆる、「秘密の関係」ってわけ。

なんかかっこいいでしょ?

僕らの出会いは至って単純。

クラスが一緒だった。

それだけ。

最初はね、面白くて、かっこよくて、人気もあって、人望も厚い崇のこと、友達として好きだった。

でも、その気持ちが他の人に対するものと違うことに気が付いたんだ。

僕は元々ノーマルだし、崇もノーマルだった。

だから、この気持ちをどうすればいいのかわからなかった。

告白しようとも思った。

でも、もし崇に嫌われたら・・・・

そう考えると、勇気が出なかった。

嫌われるくらいなら、友達としてそばにいたい。
そう思って、この気持ちを隠すことにしたんだ。

なら、僕がどうして崇と付き合ってるのかって?

焦らない焦らない。
ちゃんと話すから。

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