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BL~中編・長編集~

第6章 ~幸せの絶頂です!!~

「え?」

僕を地面に降ろし、崇はそう聞いてきた。

「もしかしたら、気持ち悪がられるかもしれないんだぞ?」

「・・・・」

確かに、この前まで、それがすごく怖かった。
みんなに変な目で見られるのを想像しただけで泣きそうになった。

「・・・それでもいいよ。」

でも、今は・・・

「僕、わかったんだ。」

やっとわかった。

「昨日、崇が兼元君とキスしてるのを見て、気づいたんだ。」

僕がもっとも恐れているのは・・・

「僕にとって一番怖いのは、崇を失うことなんだって・・・」

崇が僕の隣からいなくなることだ。

「みんなに変な目で見られてもいい。 崇を失わずに済むなら・・・・」

崇は、僕の全てだ。

「僕は、崇がそばにいてくれるなら何でもいいんだ。」

「穣・・・」

それが、僕の出した答え。

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