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BL~中編・長編集~

第6章 ~幸せの絶頂です!!~

「自覚ないんだ。」

「はぁ・・・」

首を傾げていると、優太君は面白そうに笑うし、崇はため息をついた。

「ふふふ。 そういう天然なところもかわいいね。」

「え? え?」

話がわからない。

「穣君だからこそ、みんなは認めてくれたんだろうね。」

「だな。」

優太君の言葉に、海斗は頷いた。

「きっと、穣君を狙ってた人も多いんじゃないかな?」

「ぇえ!?」

やっと、話が理解できた。

「そ、そんなことないと思うよ!?」

「ええ~・・・実際どうなの?」

優太君は本当のことを聞こうと、今度は崇にそう尋ねた。

「多いな。」

「やっぱり!!」

うそぉ・・・

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