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僕、近藤　優太（こんどう　ゆうた）。

高校2年生。

ただ今、幸せの絶頂です。

だって、大好きな恋人がいつもそばにいてくれるんだもん。

「優太。」

僕の恋人の名前は松下　海斗（まつした　かいと）。

へへへ。　かっこいい名前でしょ？

自慢の恋人なんだ。

僕らが付き合い始めたのはこの高校に入ってから少しした頃。

僕ね、自分で言うのもなんなんだけど、結構顔はいい方なんだ。

僕らが通ってるこの学校は男子校だから、そっち系の人も結構いるわけ。

かっこいいよりもかわいい系の僕は、すぐに先輩や同輩に目をつけられた。

先輩に呼び出されて体育館に行ったら、襲われそうになったことがあって、そこに海斗が助けに来てくれたことがあったんだ。

もう、一目惚れだよ。

助けられた時はクラスが違ったから海斗のことを知らなったんだけど、知らないのなんて関係ないよね。　速攻好きになった。

海斗がどんな人かもよくわからなかったし、名前も知らなかったけど、僕は思ったんだ。

この人は、僕の運命の人なんだって━━・・・・