BL~中編・長編集~
第7章 ~むかしむかしの恋物語~
百と伊代が消えて行った方を見て、お母さんは静かに一粒の涙を流しました。
「あの子が幸せになってくれることを、願いましょう。」
「ああ、そうだな。」
二人は寄り添いあい、伊代たちが消えて行った方を見て、「あの子たちが幸せになれますように・・・」そう願いながら、涙を流し続けました。
━━━━━━━━━━━━━━━
「お母さん・・・お父さん・・・・」
一方・・・
物陰からこっそりと様子を見ていた伊代は、二人の話を聞いて、涙を流しておりました。
「伊代・・・・」
「・・っ・・・ありがとう・・・・」
伊代は最後にそうお礼を言うと、再び百の背中に飛び乗りました。
「・・・・・行くか?」
「うん。 行こう?」
二人の姿を目に焼き付けると、伊代と百は誰にも見つからない場所へと歩きだしました。
その後、二人の姿を見た者は━━━━━・・・・・・
~END~
「あの子が幸せになってくれることを、願いましょう。」
「ああ、そうだな。」
二人は寄り添いあい、伊代たちが消えて行った方を見て、「あの子たちが幸せになれますように・・・」そう願いながら、涙を流し続けました。
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「お母さん・・・お父さん・・・・」
一方・・・
物陰からこっそりと様子を見ていた伊代は、二人の話を聞いて、涙を流しておりました。
「伊代・・・・」
「・・っ・・・ありがとう・・・・」
伊代は最後にそうお礼を言うと、再び百の背中に飛び乗りました。
「・・・・・行くか?」
「うん。 行こう?」
二人の姿を目に焼き付けると、伊代と百は誰にも見つからない場所へと歩きだしました。
その後、二人の姿を見た者は━━━━━・・・・・・
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