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「ハルは昔に比べたら、つんつんしてるよね。」

「・・・・シロは・・・」

シロの言葉に、わずかに不安を感じた。

「シロはさ、こんな俺は嫌？」

「え？」

昔の・・・ミケとは違う俺は嫌い？

こんな・・・・かわいくない口ばっかりきく俺は・・・

荷物を片付ける手を止め、シロを見る。

「ミケみたいに優しくない俺は、嫌？」

「・・・・」

なかなか答えてくれないシロ。

不安がさらに募っていく。

「・・・っ・・・・」

「ふふふ。」

不安に思ってるのが顔に出たのか、シロは俺を見て面白そうに笑った。

「泣きそうな顔してる。　俺に嫌われるのが、そんなに怖い？」

「なっ・・・」

シロはそう言って、俺を抱きしめてきた。