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BL~中編・長編集~

第14章 ~人は見かけによらないにゃ~

やった!! お土産ですにゃ!!

「ご飯食べた後に渡すからね。」

「にゃ!!」

「じゃあ、行こうか。」

留架様は荷物を使用人に預けると、亮様と一緒に食堂に向かい始めましたにゃ。

「どうぞ。」

留架様と亮様がご飯を食べてる間、僕はカインさんに遊んでもらってましたにゃ。

「カインさん!! 意地悪しないで下さいにゃ!!」

「お前がとろいんだよ。」

そんな僕達の様子を見て、留架様と亮様は首を傾げましたにゃ。

「鏡夜とカインって、仲良かったっけ?」

「いや・・・鏡夜はカインのこと怖がってたと思うけど・・・・」

「三神、俺達がいない間になんかあった?」

近くにいた三神様に、留架様はそう尋ねましたにゃ。

「さぁ? 私もよくわからないのです。」

「はい、俺の勝ち。」

「にゃ~・・・」

また負けましたにゃ。

悔しいにゃ。

「なにがあったんだろうね?」

「まあ、仲良くなったならいいんじゃない?」

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