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BL~中編・長編集~

第14章 ~人は見かけによらないにゃ~

「にゃ!?」

カインさんが急に走り出したので、僕は背中から落ちそうになりましたにゃ。

慌てて背中にしがみつきましたとも。

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「ただいま~。」

「にゃ~!!」

留架様の声が聞こえて、僕は玄関に全力で走りましたにゃ。

「鏡夜、ただいま。」

「にゃ~にゃ~。」

留架様に飛びつくと、留架様はいつも通り僕の頭を撫でてくれましたにゃ。

「いい子にしてた?」

「にゃ!!」

その質問に自信満々に答えると、留架様は満足そうに頷きましたにゃ。

「カインもいい子にしてたか?」

「ワン!!」

亮様に頭を撫でられているカインさんも嬉しそうですにゃ。

「鏡夜にお土産買ってきたよ。」

「にゃ~。」

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