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BL~中編・長編集~

第16章 ~Riproduzione~

柄の悪い二人組の会話が耳に入ってきた。

「まさか自殺するとはな。」

「案外きれいな顔してたし、性欲処理には持ってこいだったのにな。」

「っ!!」

豊のことを話しているとわかった瞬間、二人に殴りかかっていた。

「うわ!!」

「おい、やめっ・・・」

頭が真っ白になって・・・・自分がなにをしているのかわからなかった。

「ぐっ・・・」

「う゛・・・ッ・・・」

「こら!! 和宮、やめないか!!!」

先生に止められ、我に返った。

「ぁ・・・」

俺・・・・・なにやって・・・・

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